ラジオ番組(金沢シーサイドFM)に、Komemaru が出演しました
2026年11月4日 公開 (収録:2026年10月30日)

ヴェルセンス株式会社 取締役の Komemaru(こめまる)が、金沢シーサイドFMのインターネットラジオ番組「社長!あなたの会社教えてください」に出演しました。聞き手はナビゲーターの藍田隆希さんです。小麦アレルギーが分かったときのことや、東京のグルテンフリーのお店を100軒以上回って感じたことをお話ししています。
番組を聴く(約14分)
番組でお話ししたこと
小麦アレルギーが分かったとき
20代での入院をきっかけに、小麦アレルギーが分かりました。何を食べたらいいのか分からず、外食をお断りしたり、みんなと同じものを食べられずに孤独を感じたりしたこともありました。
小麦は、意外なところに入っています
うどん、ラーメン、パスタ、ピザ、パンのほか、醤油や、物によっては味噌にも小麦が入っています。番組では、日本は「隠れ小麦」が多い国だとお話ししました。
米粉の商品の味
以前は、米粉の商品はあまり美味しくないという印象がありました。今は、小麦のものより美味しいと感じる商品も多くなりました。小麦を食べられる夫の Maki も、お好み焼きや甘いお菓子は米粉の方が美味しいと言うことがあります。
ガイドブックの作り方
夫婦で東京のグルテンフリー対応店を100軒以上回り、その中から本当に美味しいと感動したお店を選びました。原材料や醤油の有無だけでなく、キッチンで小麦が混ざるコンタミネーションのリスクまで、できる範囲で確認しています。
回って感じた課題:アレルギー表示
完全グルテンフリーのお店でも、アレルギー表示がないことがありました。健康志向でグルテンフリー料理を出すお店の中には、アレルギーにあまり詳しくないお店もありました。毎回確認するのは負担が大きく、言葉が通じない海外の方はなおさら不安です。
回って感じた課題:お店の存続
閉店したり、グルテンフリー対応をやめたりするお店は少なくありませんでした。これからも通いたいお店のために、海外の旅行客の方にも情報を届けたいとお話ししました。
番組の文字起こし
ヴェルセンス株式会社は、どんな会社ですか?
私たちが運営する会社では「グルテンフリーで、日本の旅をもっと自由に」をコンセプトに掲げています。この思いをもとに、日本人や訪日外国人の方に向けて、日本語と英語を併記したグルテンフリー旅行ガイドブックの制作や販売を行っています。
そもそも、グルテンフリーとは何ですか?
グルテンというのは、小麦などの麦類に含まれるタンパク質のことで、これを含まない食事や食品のことをグルテンフリーと呼んでいます。実は私たちの身近な食べ物には、本当に多くのものに小麦が使われているんです。
例えばうどんやラーメン、パスタ、ピザ、パンなどはもちろんですが、意外なところですと、醤油や、物によっては味噌など、調味料にも入っています。調味料には小麦が含まれることが結構多いので、日本は結構「隠れ小麦」が多い国なんです。
グルテンフリーの商品は多くないのですか? 海外の方がお店を探すのも大変そうです。
最近は健康志向の方も増えてきているので、少し増えてきてはいるんですけれども、なかなかまだ多くはないという現状です。海外の方がお店を探すのは、かなり大変だと思います。
ガイドブックを作るうえで、こだわっているポイントはありますか?
この事業を始めたきっかけにもなるんですけれども、20代での入院を機に、私自身に小麦アレルギーが発覚しました。そこからグルテンフリー生活に切り替えたところ、病気も落ち着いて、昔から優れなかった体調まで劇的に良くなったんです。
ただ、突然の食事制限だったので、最初は本当に苦労して、何を食べたらいいのか分からず、外食をお断りしなければいけなかったり、みんなと同じものを食べられずに孤独を感じる時もありました。
なので、自分で足を運んで本当に美味しいグルテンフリーの料理に出会えた時に、世界がパッと広がるような感動を味わったんです。この経験と感動を、同じように悩んでいる方にも伝えたい。そんな思いから、ガイドブックにはお店の情報のほかに、食事で何に気をつければいいのかや、グルテンフリーで満喫する東京の一日ルートなども詰め込んでいます。
後天的にアレルギーになると、急に生活が変わって寂しさもありそうです。
私も後天的な方でしたので、今までは小麦を食べられていて、すごく美味しいものもあったのに、急に何も食べられないという寂しさもありました。
グルテンフリーの食品は、普通の小麦のものと味の差はありますか?
昔は小麦がない米粉の商品だと、あまり美味しくないという印象があったんですが、今はもうそんなことはなくて、小麦よりも全然美味しい米粉の商品やグルテンフリーの商品が、すごく多くなっています。
海外の方も対象にしているのは、なぜですか?
海外の方に多いセリアック病という疾患が関係しています。これは小麦アレルギーと似ているのですが、小麦などに含まれるグルテンに体が反応して不調を起こしてしまう深刻な病気です。
小麦アレルギーはよく知られていると思うんですが、セリアック病は日本ではまだ知名度が低く、実は欧米だと100人に1人が該当するような比較的身近な病気なんです。
こうした小麦アレルギーやセリアック病をお持ちの日本の方にも、そして海外から来られる方にも、日本で美味しく安全なグルテンフリーを心置きなく楽しんでほしいという思いから、このガイドブックを作成しています。
ご夫婦でやられているのも特徴ですね。旦那さんから見て、味の違いはどうですか?
夫の Maki は小麦が食べられるので、グルテンフリーの中でも、より美味しいお店を探せています。
結構「これは美味しい」「小麦のものよりこちらの方が美味しい」と言うんです。特にお好み焼きや甘いお菓子など、いろいろなところで「米粉の方が美味しいね」ということがあります。
いろいろなお店もご自身で巡られたそうですね。
このガイドブックの特徴にもなるんですが、夫の Maki とともに東京のグルテンフリー対応店を実際に100軒以上巡って作り、その中から私たちが本当に美味しいと感動したお店だけを厳選しています。
さらに、アレルギー当事者の方が心から安心して食事を楽しめるように、直接ちゃんとお店には足を運んだんです。メニューの原材料や調味料に入っている小麦、例えば醤油の有無など、そういったところの確認だけではなく、キッチンで小麦が混ざってしまうコンタミネーションというリスクまで、できる範囲で細かく確認したうえで掲載していて、お店の方にもいろいろとお伺いしながら作成しています。
実際に創業してみて、改めて気づいたことはありますか?
実際に100軒以上回ってみて、大きく2つの課題を感じました。1つ目はアレルギー表示のばらつきです。例えば完全グルテンフリーのお店なのにアレルギー表示がなかったり、それがすごくもったいないなと。また、健康志向のためにグルテンフリー料理を出しているお店はあるんですけれども、お店側があまりアレルギーに詳しくなかったり、そういったケースもありました。
実は私たちはアメリカやヨーロッパへ旅行に行ったことがあるんですが、その時にはアレルギー表示がすごくしっかりしていて、かなり安心して食事ができたんです。当事者は毎回、小麦があるかないかを確認するストレスがかなりあって、言葉が通じない海外の方ならなおさら不安なので、そうした情報の壁をこのガイドブックでなくしたいとも考えています。
2つ目の課題は、お店の存続です。実際にお店を回ると、閉店してしまったり、グルテンフリー対応をやめてしまうお店が少なくありませんでした。あくまで個人的な見解ではあるんですが、日本人の方だけを対象とすると、どうしてもお店の維持やグルテンフリー対応の維持がちょっと難しい現状もあるのではないかと考えています。私たちがこれからも通いたい大好きなお店を守るためにも、海外の旅行客の方にも安心して来店できる情報発信が必要だと感じています。
この先は、どんなビジョンを描いていますか?
直近はまずこのガイドブックで情報発信をしっかり続けつつ、将来的には体験型のサービスも展開していきたいと考えています。例えば海外からの旅行者向けにグルテンフリーの東京観光ツアーを行ったり、とんかつなどの揚げ物や、醤油を使ったすき焼きのような、通常ならアレルギーのある旅行者にとってハードルの高い日本料理を安心して楽しめるイベントを企画したいです。
アレルギーを持つ方が日本ならではの繊細で美味しいご飯を食べて、最高の思い出を作れるように、私たちでできるサポートの幅をどんどん広げていきたいと思っています。
※ 将来の希望としてお話ししたものです。ツアーやイベントは、現在提供していません。
最後に、リスナーの皆さまへメッセージをお願いします。
私たちが作ったガイドブックは日本語と英語が併記されていますので、海外の方はもちろん、日本の皆さんにも幅広く活用していただけます。
最近は美容や健康志向から、芸能人の方をはじめグルテンフリーを取り入れる方が増えてきていると感じています。スーパーなどでグルテンフリー対応食品は買いやすくなってきた一方で、いざ外食となると、まだまだお店を探すのが難しいのが現状です。そんな時、このガイドブックがお店選びの強い味方になるかと考えています。
ランチやディナー1回分ぐらいの金額でお求めいただけますので、美味しいお店を探したい方は、ぜひ一度手に取っていただけますと嬉しいです。
番組でお話ししたガイドは、日本語と英語を併記した東京のグルテンフリーガイドです。
ガイドの案内を見る番組の中の体験は Komemaru 個人のものです。本ページは情報提供を目的としたもので、医療上の助言ではありません。